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診断を確定するための医療行為とは

検査の目的・必要性・有効性、加えて、病気の診断を確定させなければなりません。
医療人にとって、最も頭を悩ませるのが、類似する疾患もあるため、診断結果といいます。
そのための検査なのです。
実際、食物アレルギーにて試験を受けた際、感作されているものの未摂取の食物の診断であったり、即時型反応を起こした原因として疑われる食物の診断、食物アレルギーの関与を疑うアトピー性皮膚炎での確定診断などが該当していました。
特に、感覚や反応、興奮を起こさせるのに必要となる最小の刺激量をはかることを必要としていました。
いわゆる症状誘発閾値の評価です。
耐性がないので、安全に摂取できる量を家庭内で決めることも難しくありました。
少量からでも食べ進めることができないほどの原因アレルゲンがあるなかで、中等量でも耐性獲得できることも試験では確定できた内容です。
日常摂取できる量さえ分かるのなら、家庭内で完全に除去しないで済みます。
実施方法は至ってシンプル、予め用意しておいた食物を数回に分割して、30分間隔で食べるだけです。
食べ終わると、院内で待機します。
医療機関での入院の場合ならば、1泊2日で行うようで、翌日に特に問題がなければ退院となります。

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